「地域づくり支援事業」(国交省)に選定されました
2012年1月27日
昨年末(12月12日~16日)国土交通省により募集された「地域づくり支援事業(被災地の復旧・復興に連携して取り組む地元企業、地縁組織、NPO等の多様な主体に対する地域づくり支援事業)」に、当法人が応募しました「大船渡市における住環境整備、コミュニティ維持促進、起業支援、資金的支援のコーディネート事業」が選定されましたことをご報告いたします。
復興支援ファンドの準備を進める中で、大船渡市において「復興屋台村」を開設し、商店街形成の第一歩を踏み出したグループと出会いました。そのグループは既に、手弁当で現地でのワークショップを重ねながらコミュニティ住宅づくりを進めていますが、何らかの支援ができないかと今回の応募につながりました。
また今回の支援事業では、被災地で深刻となっている雇用問題にも、『住民による仕事づくり・起業』ということを視野に入れ、「ワーカーズ・コレクティブ ネットワーク ジャパン」とも連携をしながら進めていくことになっています。
そして、広範囲の市民が『志』のある資金を持ち寄って参加する仕組みづくりに向け、当法人の経験、ノウハウを活かした取り組みを行なっていきます。
なお、釜石を起点として活動している「住まいづくり・地域づくりプロジェクト」とも連携して今回の応募準備を進めましたが、釜石市との調整に時間がかかることから応募を断念しましたが、引き続き情報を収集しながら支援の準備を進めていきます。
「地域づくり支援事業」の選定結果について詳しくは国交省ホームページをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku04_hh_000028.html
*ワーカーズ・コレクティブとは、今までにない働き方で、雇われるのではなく一人一人が出資し、経営し、営利を目的とせず、労働も担い、暮らしやすいまちにするため、市民による事業を行う「働く人たちの協同組合」です。
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その他の「いわて住宅復興支援ファンド・事業報告」はこちらをご覧ください。
http://www.ss-k.jp/reconstruction/result/